2021年6/27 東京10Rの日野特別にヴァルキュリアが出走しました🤗✨
初の関東遠征、初の1600mということで昇級戦に臨んだわけですが、ここまでの2戦の勝ち方から支持を集めて、単勝オッズは6.1倍の3番人気に推されていました☆
運よく指定席も確保できたので、現地観戦💡
ヴァルキュリアは前走よりもプラス4kgの482kgでしたが、太目感は無く、むしろこれで本当に482kgもあるんだろうか?というような感じ。
毛色の問題もあるのでしょうが、まとまって見えるんですよね。
既に4歳とは言っても、まだ伸びしろがあるような馬体に見えました👀✨
さて枠順ですが、外枠を願ったものの叶わずに⑥ということに。
偶数番なのは良かったのですが、やはりスタートが心配です💧
というより、まず出遅れるだろうな…と思っていました💦
パドックでも1頭だけ明らかに落ち着きが無かったですからね…
そして返し馬でもエキサイト…
もう完全に出遅れを覚悟しました…
それではいつものようにスタートから🏇💨
やはり遅れました!!
でもこれは想定内💡
前回のブログでも書きましたが、問題はここからです。
馬のペースで走らせてくれれば、最後に届く位置までには上がっていけるだろうし、無理してガシガシっとやると道中で燃える可能性が出てきてしまいます。
芝から抜けた時点でこの位置💡
パトロールビデオを見ると分かるのですが、スタート後に外に飛び出ていったので、接触を避けるためなのか、焦ったのかは分かりませんが、ジョッキーが促して中段に取り付いていきます。
37秒時点では、もうこの位置です。
丁度、中団あたりに付けていますが、思わず呆然としました…
さすがに脚を使いすぎです…
ただでさえ距離延長…
馬も必死になって追ってしまっていますし、余程のレベル差が無い限りは押し切れるわけがありません。
最終コーナーを手応えよく上がっていきますが、問題は脚が残っているかどうかです。
直線に入ります💡
すぐ前にいるピンク帽が⑯レディバグ!
1.9倍と圧倒的な人気馬です。
ここだけ見るとマークしているようにも見えますが、しかしながらここまで向かうのに使った脚は段違い。
スムーズにここまで来たレディバグと、押してここまで来たヴァルキュリア…
正直、結果は出てしまってました💧
あっという間に前を捉えて先頭に立った⑯レディバグとは対照的に完全に脚が無くなったヴァルキュリア。
後続馬にも差されてしまいます…
最後まで、申し訳程度にムチを打ち、ゴールの場所を教え込ませるようなレースをしてくれましたが、これが精いっぱい。
結果的に8着というショックな結果に終わってしまいました😭
レース前にブログで書いた心配が全て出てしまったようなレース…
何より、この馬の良さが全くと言って良いほど見れなかったのは非常にショックでした。
一体、どんな指示を送りレースに臨んだんだろ?
中身の無いレース内容に思わずそんな気持ちが湧き出てきました。
レース後のクラブコメントが発表されたので見ていきましょう💡
21/6/26 大久保厩舎
26日の東京競馬ではスタートで出遅れるが、その後はすぐに中団まで押し上げていく。
直線で外へ持ち出すが、そこからピリッとした脚を使えず8着。
「いい競馬とならず申し訳ありません。ジョッキーには“出遅れると思うけど、その後はジッとしておいてほしい”と伝えていたのですが、レース後に話を聞くと『道中は勝ち馬を見ながら悪くない形で進められていたのですが、最後は伸び切れませんでした』とのことでした。
スタートから少し仕掛けた分、脚を使ってしまいましたし、そこから正攻法の形で通用するほど昇級戦は甘くないですからね…。残念な結果となりましたが、この馬の能力はこんなものではないはずですから、次で巻き返したいです。この後はまずトレセンで状態を確認してから検討していきます」(大久保師)
休み明けでも仕上がりは良かったのですが、スタートがひと息でポジションを取り行った分、最後は苦しくなってしまいました。ただ、今日は昇級初戦で相手も強化されていましたし、改めて期待したいと思います。この後はトレセンに戻して状態をよく確認し、今後について検討していきます。
ということです💡
一瞬、固まってしまうようなコメント…
このコメントが本当であれば、厩舎側としたら『出遅れても押していくようなことはしないでくれ』と指示を出していたのにも関わらず、内田騎手が厩舎の指示を軽んじたということになります。
いくら厩舎側が作戦を練って送り出しても、騎手がそれ通りに乗ることが出来なければどうすることも出来ません。
将、軍にありては君命も受けざるところあり
と言ったところでしょうか。
確かに実際にその瞬間、瞬間で判断しなければいけないことも多いと思いますし、実際にレースで乗って、このほうが良いという判断をして作戦を変更するというのも分かります💡
ただし、それで上手くいかないことがあれば、やはり騎手は批判をされるべきだと思います。
結果だけを見ると、指示を無視して乗ったわけですからね。
反対に、これで勝っていれば称賛されていたことでしょうから、その反対の結果の場合はやはり非難を浴びると思います。
『作戦を無視した乗り方をするならば、せめて好走してくれよ!』と思うのは当然です。
100歩譲って、騎手はこのレース1戦の結果を求め、厩舎側は先々の結果を含めての判断をするから、こういったことが起こるという意見は分かりますし、理解も出来ます。
であるなら、なぜ調教から乗りにいったり、馬とのコンタクトを取らなかったのでしょう?
この1戦が大事!ここで必ず勝つ!という乗り方をするのであれば、自身が関東であろうがヴァルキュリアが栗東にいようが調教から乗りに行くべきです。
それをせず、跨ってからパドックを1周して返し馬を10分程度こなして、レースに向かい…
レースで独断で判断をして厩舎の指示を守らずに惨敗というのは、あまりにもお粗末です。
もちろん、今回のレースは厩舎の指示通りに乗ったとしても勝てたとは思いません。
正直言ってパドックでの出来から、返し馬の状態、そしてレースでの強さと全てにおいてレディバグとの差はあったと思います。
ただいくらなんでも負けすぎですし、あまりにも収穫が無いレースでした。
せめて先々に繋がるようなレースをしてほしかったのですが、それも叶わずにこの結果は残念過ぎます。
私はこのレースを見た後、もはやメインレースとかを見る気を失って、そのまま帰路につきました。
最後の失速具合が気になるだけに、せめてケガだけはしてないことを祈るばかり。
心身ともに回復をして、次走での挽回を期待します。
(尚、こちらのブログはキャロットクラブの許可を得て掲載しております。)
◇コメント欄◇