🥕パッシングスルー 引退へ…🥕キャロットクラブ

パッシングスルーが引退することになりました。
まずは9/28の更新と10/5の更新内容を・・・

21/9/28  NF天栄
トレッドミル調整を行っています。
「新潟牝馬Sへ向けて調整を進めていたのですが、先週半ばに左前脚の球節に疲れが見られました。歩様がひと息で、触ってみても屈曲痛があります。北海道から来た獣医師にも診てもらい、ひとまず負担を減らすことができるように蹄を修正して経過を見ていくことになりました。調整のほうは、現在騎乗調教を行わずにトレッドミルを軸にしていまして、歩様に関してはいくらかいいかなと思えるので、何とかこのままいい方向へ導いていきたいです」(天栄担当者)

21/10/5  引退
「脚元は相変わらずひと息の状態で、治療や蹄の修正を加えても思うような変化が見られません。現状から近くに出走のメドは立てづらく、仮に上手くいったとしても年明けかな…という状況です。
ただ、これも不確実な話であり、上手くいかずに引退時期を迎えてしまう可能性も十分ありえるため協議を行った結果、このタイミングで次の仕事に備えることになりました。
何とかまたいい状態でレースへ送り出せればと思っていたのですが、このようなことになり本当に申し訳ございません」(天栄担当者)

「新潟牝馬Sへ向かえるように準備を進めていたところ、移動直前になって不安が出たということでプランは白紙になり、その後の変化を見守っていたのですが、残念ながらメドが立てにくい状況にあるということでしたね…。
これが1~2歳若ければまた違ったのでしょうが、来年6歳になる馬です。
次の大事な仕事が控えている身でもあることから、無理強いをして脚元をさらに悪くしてしまうリスクは避け、早めに切り替えて今後に備えてもらう判断となりました。

重賞制覇を成し遂げてくれましたし、G1の舞台にも連れていってくれました
古馬になってからはいい成績をあげられないことを歯痒く思っていましたし、何とかまたいい走りをお見せしたいと思っていただけに、それを叶えることができず申し訳ありません。いなくなることでかなり寂しくなりますが、元気な子供たちを産んでくれることに期待したいと思います。長い間ご声援いただき、誠にありがとうございました」(黒岩師)

2歳の5月下旬に初入厩を果たすことができたように順調に育成調教を進めることができました。
それでも、初めての環境に敏感になったこともあったかスクミの症状を見せるなど、頼りなさも垣間見られたため、ゲート試験合格後は時間をかけてじっくりと乗り込みを行いました。

9月中頃に再入厩したうえで10月の東京でデビューすると、見事に勝利を挙げてくれました。
2戦目は期待をかけて年明けのシンザン記念へ向かうも残念ながら4着に敗れ、その後の立て直しに少々時間を要したことから3戦目はオークストライアルのフローラSを選択したものの、残念ながらあと1歩のところで優先出走権を得ることができませんでした。

仕切り直して夏の福島の自己条件戦へ向かうとキッチリと勝利を挙げてくれたことから再び大舞台を目指し、紫苑Sへ向かうと見事に勝利し、初重賞制覇を成し遂げてくれました。
その後、勢いを持って臨んだ秋華賞、そして年明けの愛知杯では重い馬場が響いて持ち味を出せず、また、血統面を踏まえてダート戦にも挑戦しましたが思うような結果を得ることはできませんでした
古馬、そして牡馬混合の七夕賞ではまずまずと思えるレースでしたので再度勝利を挙げてくれることを期待したのですが、京成杯AHへ向かう際に見せた脚部不安が尾を引き、なかなか復調しきれずにいました。

今秋は新潟牝馬Sでの復帰を目標にしていたのですが、移動直前で左前脚球節部の不安が見られるようになり、次走へのメドが立たなくなってしまいました。
態勢が整うのは順調に行っても年を越してしまう可能性が高いということ、さらに来年で6歳を迎える牝馬であり、次のステージに早めに備えたほうがいいのではないかという判断のもと黒岩陽一調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。
会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします

ということです💡
こう言っては何ですが、正直これで良かったんだと思っています。

紫苑ステークスで重賞制覇をしてからというもの、完全に下り坂に入ってしまった感じがします。
ダート戦線で巻き返しを図りましたが、個人的にはこれが追い打ちをかけてしまったようにも思っています。

いつかのブログで、パッシングスルーは既に競走馬としての役目を終えたのでは無いか?と記載したことがあります💡

もう競走馬としての役目を終えて、次の役目に向かって動き出している。

そう思うほど、レースでの走りも変わっていましたし、調整に苦労するようになっていました
そんな姿を見ている内に、もう1度復活してほしいという気持ちから、もう引退して母馬になってほしい!その準備をしてほしい!という気持ちが強くなってきました。

この馬に携わった方々、特に黒岩調教師や黒岩厩舎の方には非常に感謝をしています!
個人的に初勝利をもたらしてくれた馬が、このパッシングスルーです。
しかも新馬戦です!

その日は土曜日でしたが、その日しか都合がつかないというお客様との商談が入ってしまいライブで見届けることが出来ませんでした。
確かデビューが1週間とかズレてその日になったような記憶がありますが、そのことを残念に思いながらも勝ってくれれば!無事に走ってくれれば!というような気持ちでいたのを思い出します。

商談が終わり、すぐにレース映像を見ました!
見終わると、すぐにまたレース映像を見ました!
そして、その後にパッシングスルーに関する記事が無いかをチェック!
あのワクワク感は一口馬主をやっていなければ味わえない種類のものだったと思います

そして、そのパッシングスルーは初勝利、初デビュー戦勝利だけではなく、初重賞制覇という1つの大きな目標であったものまで達成してくれました✨

そもそも自分の出資馬が重賞に出走するというだけでも、生活が少し変わります。
重賞に出走するとなると、取り上げてくれる記事も多ければ、グリーンチャンネルでの調教映像とかも見れます。
レース回顧の番組や記事などで名前が出る機会も段違いに増えていきます!

気づけばパッシングスルーと打って検索をして記事を読む。
みたいな生活になっていました。

そんな中での紫苑ステークス勝利!
現地に行くことは出来ませんでしたが、あれほど興奮したレースは過去ありません。
あれほど息を吞んで見た直線はありません。
息を吞みながらも興奮をして、ただただパッシングスルーだけを見ていました!

カレンブーケドールを交わして、フェアリーポルカとの叩き合い!
あの光景は一生忘れることがないと思います💡

そしてG1秋華賞へと出走🏇💨
もちろん出資馬がG1に出るというのも初めての事でした。
結果は敗れてしまいましたが、本当に色々な体験をさせてくれた馬です。
本当に感謝しています✨

競馬というのは本当に不思議なもので、レースを思い返すと、そのときに何をしていたか、自分がどういう状態だったかというのを思い出します。
それがとても懐かしく、それがとても切なくもさせてくれます。
パッシングスルーの場合には、自分にとって色々とあった時期と重なったこともあったので、本当に重入れのある馬となっています。

辛い日も多かった、というよりも辛い日のほうが遥かに多かったです。
恐らく今まで生きてきて1番辛いと思えるような1年間もありました。
でもそんなときに、更新内容を見て、レースを見て、常に励まされ続けていました。
本当にありがとう。

これからは、ある意味で競争馬としての役目よりも重要なことが待っています☆
母馬になって、未来に繋いでいくという大きな役目です!

もうレースで見ることは出来なくなってしまったけど、反対に今度はパッシングスルーの子供を競馬場で応援する未来が近づいてきています💡

血統的な面で言っても、非サンデー系のパッシングスルーですから、様々な選択肢があると思います。
一体どのような種牡馬を選択するのか、また出資することが出来るのか、まだ分かりませんが、それも含めて、今はワクワクをしまっておきたいと思います。

まずは脚元の状態が落ち着くことと、無事にお母さんになれることを願っています。
パッシングスルー、競走馬としての馬生、本当にお疲れさまでした。
そして、本当に本当にありがとうございました✨


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2016年産
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Jackの競馬ライフ

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