🥕クロウエア 引退へ…🥕キャロットクラブ

クロウエアが引退してしまいました…
まずは8/25の更新内容を・・・

21/8/25  引退
「お伝えした右前脚の腫れと熱感は時間が経っても引いてこないため、詳しく検査を行ったところ、残念ながら屈腱炎を再発していることが判明しました。左前脚の骨折箇所は落ち着いていて問題なく進められていただけに残念でなりません。復帰を楽しみにしていたのですが、このようなことになり大変申し訳なく思います」(NFしがらき担当者)

「秋の復帰に向けて順調に調整が進められていると聞いていたのですが、ここに来て屈腱炎の再発と連絡を受けました。デビュー2戦の内容からも秘めている能力は間違いありませんし、もっと上を目指していける馬だと思うのですが、このような形での引退ということになり残念です。復帰後は思うような成績を残せず申し訳なく思うとともに、ここまでクロウエアを応援していただいた会員の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」(羽月師)

長期休養明けからの復帰後に骨折が判明したものの、程度としては非常に軽く、秋からの始動に向けて調整を進めていたところでしたが、残念ながら右前脚に再び屈腱炎を発症していることが判明しました。ここからまた治療を行っていくとなると長い時間を要することになりますし、引退時期である来年3月までに復帰できる可能性は低く、また、仮にできたとしても満足のいく状態で出走させることは難しいと言わざるを得ません。

以上のことから羽月友彦調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。
会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。

ということです。。。
【引退】という文字を目にした瞬間、固まりまして…
そこから様々な感情が湧き出てきました。

ショックという気持ちと、どこかホッとしたような安堵感がありました。
1回目に屈腱炎を発症したときはショック100%でしたが、今回はそんな感じでは無かったですね。
もちろん復活を望む気持ちもありましたが、復帰レースを迎えてからというもの、心のどこかで『もう良いよ!ここまで十分、頑張ったよ!』という気持ちがずっとありました。

元々、体質面は強くなく、デビュー戦を迎えられるかどうかも分からない状況でした。
会報にも書かれたことがありましたが、スクミの症状が重く出てしまい、一時は生死を彷徨ったそうです。

そこから見事に復活をしてデビュー💡
未勝利戦でのデビューになりましたが、1頭だけ別次元の走りをしてくれて快勝!
続く2戦目も後方から大外をぶん回して圧勝と、多くの人がクロウエアの競走馬生活が輝かしいものになると予感したはずです。

3戦目に関しては、どのように勝つのか?というような楽しみをしているくらい、気持ちは既に秋華賞に向いていました🍁
そんな中での屈腱炎発症…

秋華賞は結局、クロノジェネシスとカレンブーケドールのKKコンビでのワンツーで決まりましたが、クロウエアが出ていたら、クロウエアとクロノジェネシスのKKコンビのワンツーだったと、今でも思っています。

そして、その後は長い長い治療とリハビリの日々…
毎週のように更新はされるもののの、毎週のように同じようなコメント。
『脚元に変わりはありません』 『脚元に変わりはありません』 『脚元に変わりはありません』
それでも信じて待ちました💡

なんとか、もう1度あの走りを!

2021年の5/2に復帰戦を迎えるものの敗戦…
5/22に再度レースに出るも、またしても敗戦…
もうあの頃のような走りを見ることは出来ませんでした。

勝負の世界で『たら・れば』は良くないと言われますが、どうしても言いたくなってしまいます。
もしクロウエアが屈腱炎を発症せずに無事に競走馬として全う出来たのであれば、一体どのような成績を残してくれたのでしょうか。

【消えた天才!馬var.】があったのなら、恐らくアルティマリガーレ辺りが出演して、インタビューに答えてくれるでしょうね!
『1勝クラスで完敗…あっという間に抜き去っていき、何がなんだかわからなかった…あぁいう馬がG1ホースになるんだと思いました。』と。

無事之名馬とは良く言ったもので、いくら素質が良い馬でも日の目を見るということは簡単なことでは無いですね。

ある人は、自分と同じように『クロウエアはG1獲れる馬だった』というでしょう。
でも、ある人は『500万下(1勝クラス)で圧勝する馬なんて、たくさんいる!その内の1頭というだけだよ』というでしょう。
もうその答え合わせをすることは叶いません…
あぁ…クロウエアが無事に走っている世界線があるのであれば、少し覗いてみたいなぁ…

厩舎関係者、牧場関係者の皆さん、凄く感謝をしています✨
1回目の屈腱炎発症で引退という道を選択する方が、楽だったことでしょう。

進むということは、少なからず逆風が吹くという事ですし、それで上手くいかなかった場合には、批判される可能性があります。
ただ、引退という道をを選びませんでした。
そして復帰をしてくれたことで、諦めきれない気持ちというものが、変化をしていきました。

あのときすぐに引退を決断していたら、『たら・れば』が今よりも大きく、そして未練も今よりも大きかったように思います💡

競走馬は環境の変化にも敏感です。
引退をしてすぐというのは割とトラブルが多いものだと感じています。
願わくば、無事にお母さん馬として大成してほしいと思います。
キャロットクラブのカタログに子供の写真が乗る日が来ることを待ち望んでいます!

今回のカタログの表紙にもクロウエアの名前が…

今までよく頑張ったね!夢をありがとう!クロウエア!!

本当にお疲れさまでした🐴✨

(尚、こちらのブログはキャロットクラブの許可を得て掲載しております。)


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