🥕2017年9月キャロットクラブの人気と会員数に思うこと🥕

  • 2017/09/02 17:48 に書かれた記事です。ブログの引っ越しに伴い移動しました。

今回はちょっとキャロットクラブ自体の話

一体どのくらいの会員数がいるんだろう。
去年の募集馬が85頭。内、募集取消が1頭。
割合としては中央が80頭。地方が4頭。
口数にすると中央が1頭400口で32000頭。
中央が1頭100口で400口。
合わせて32400口。

これだけの数が全て売り切れてます。
これって凄いことですよね?
人気の馬には400口の枠に対して2000口もの申し込みが入ったとも聞く。

キャロットでは、最優先で申し込んだ馬が落選してしまった場合に✖️が貰えて、翌年の最優先馬が優先的に投資出来るようになるシステムがあるが、その中でも落選してしまい、いわゆる✖️2を持ってる人もいる。
更に恐ろしいことに、その✖️2を持ってても落選してしまうということが出てきているということ(✖️2以上には増えないため、✖️2のまま翌年になる)。

キャロットと同じような一口クラブでシルクレーシングがあるが(こちらは1頭500口)、会員数は1万人くらいとのこと。
シルクでもこの数なので、キャロットは2万人くらいの会員数がいるのではないか?

1人が3口ずつ出資しようとすると単純に6万口必要になる。合計口数の倍だ。
抽選になるのが当たり前の数字。
尚且つ、どうしても人気馬はやっぱり重なる。
競走馬の某掲示板を見れば一目で分かるが、人気のある馬はコメント数がまるで違う。

そして、キャロットクラブには母馬優先というシステムがある。
例えば、中央の馬で400口の馬の場合、半分の200口が、その馬の母親に出資してた人たちに優先権が与えられる。
逆に言うと、母親に出資してなかった人達は残りの200口を争う事になる。
人気馬の場合、この会員数では確率的にかなり厳しいだろう。
ただこれは既存会員を優遇する上では仕方のないシステムかもしれない。

そして、1頭でも出資馬がいる場合には月の会費が3000円程かかる。
だから本当に出資したい馬を最優先で申し込んだのに落選。
次に出資したかった馬を一般で申し込んだものの落選。
その次に出資したかったを一般で申し込んで当選。

3頭に申し込んだのに出資したかった順位としては1番下の馬にしか出資できなくなり、その馬のために年間4万円近くのお金を払う。こんな事が茶飯事だ。

更に出資馬のキャンセルは出来ない上に、退会しようとすると、当然持ってる馬の権利はなくなる。
入会金が20000円以上かかった上に、月会費だけで年間40000円の合計60000円。
1頭の馬しか持ってないのにこの金額はかなり大きい。
もう一頭、出資できるレベルの金額だ。
5万円の馬1頭にしか出資できなければ11万の馬に出資したような感覚になる。
こうなると退会を考える人も多いと思うが、そうしたところで、入会金の20000円が戻るわけでもないし、他のクラブに入会しようとすると、また入会金がかかる(たまに無料キャンペーンをやってるところもある)。
それならばと。複数のクラブを掛け持ちしようとすると、月会費がクラブ数分かかる。
この辺の悩みを抱えてる人は多いと思う。

実際に良さそうな馬が多そうだからといって入会したものの、その良さそうな馬には出資できないなんて事になったら何のためにこの一口クラブを選んだんだろう…と言う事になる。
なので、クラブを選ぶと言うのは馬の質以上に必要となる部分が多く、慎重に選んだ方が良いと思う。

人気の一口クラブはここらへんの対策を何とか考えてもらいたい。
ただ、頭数を大幅に増やすというのは現状ではやらないだろう。
いや、正確に言うと出来ないようだ。
というのも…

『入厩90頭制限』
本会厩舎に入厩できる一馬主あたりの頭数の制限について

*対象者
個人,法人および組合を問わず全馬主とする。 なお,共有については持分比率のいかんを問わず共有1件につき1頭所有とみなす。

*入厩限度数
一馬主あたりの入厩頭数は両トレーニング・センター入厩馬および競馬場への出張入厩馬(競走 馬総合研究所常磐支所および函館競馬場温泉への入厩馬は含まない)の合計頭数を対象として,そ の限度数は90頭とする。

*実施期日
実施期日は,平成22年1月1日からとする。
JRA日本中央競馬会発行 「競馬番組で別に定める事項など」より抜粋。

となっている。
つまり、余り増やしすぎると、レースに出しにくくなってしまうという事。
色んなところで、一口馬主をやってる人が、また放牧か。とか何でこんなローテーションを組んでるんだ?などと見聞きするが、ここが最大のネックになっていて、一口クラブはかなり頭を悩ませてることだろう。

この辺の細かいルールの線引きは難しいところではあるが、素人目線で一つ提案させてもらえるなら、キャロットクラブを関東と関西と追加し、3つに分けて、親会社をキャロットクラブ、子会社をキャロット関東、キャロット関西の2つにして勝負服も分ける。
そうすることで、この問題を解消できないだろうか?
親会社のキャロットクラブ自体は、入会金や月会費などで運営。
子会社はその他、馬自体にかかる費用で運営。
そうすることで入厩頭数の現状90頭から実質、倍の180頭になる。

もちろんJRA自体が90頭の上限を撤廃してくれるのが一番だが、それが変わらない以上は何かしら対策を考えてもらいたい。
今年は、レイデオロという念願のダービー馬を輩出したことで、会員数が激増。
今後は今までにも増して出資したくても出来ないという事が予想される。
それが嫌なら退会すれば良いと言われてしまいそうだけど、現在でも新規募集を行い、決して安くない入会金と月会費を受け取ってる以上、1頭でも多く、心から望んだ馬に出資させてあげる必要があると思う。
そろそろ考えないと値段を高くして、敷居を上げ、一口馬主=大きく損するもの という構図が出来上がってしまう気がする。

という事で、恐らく誰も読んでないだろうけど長々と書かせてもらいました!
奇跡的に読んでくれた人がいたら本当にありがとうございました!

ではまた🤗✨

◇コメント欄◇